清明節休暇の期間、北京市の11の公園や中国園林博物館で、清明文化・清明花見・清明園遊を3大テーマとした合計25のイベントが開催される。この週末に多くの市民が訪れると見られている。各公園ではどんな草花が見ることができるのだろうか。北京市の「清明節花便り」と名づけられた公式ホームページをのぞいてみよう。
今年の清明節では、北京植物園、陶然亭公園、中国園林博物館、天壇公園などは自らの特色を結びつけ、寒食(清明節前日)詩会、祝賀展示、テーマ祭などの園遊イベントが催される。天壇公園では期間中、10時から10時30分までと14時30分から15時までは先賢を偲ぶ行事が行われ、伝統文化に対する敬意が捧げられる。中国園林博物館では宋代から受け継がれている茶会が古式に則った形で披露され、茶会の知識や作法を知ることができる。
今年の北京の春は例年より半月ほど早く、玉淵潭公園桜花文化節、北京植物園桃花節、陶然亭海棠春花文化節などの催しはすでに開幕、今週末に満開も予想されている。陶然亭海棠春花文化節の展示の目玉はハナカイドウ。15種類100本余りの美しい花木を見ることができる。中山公園ではチューリップ、ヒヤシンス、ラッパスイセンの花が会場一杯に咲き誇り、その数は30種類3000本余りといわれている。オランダのデザイナーが作ったチューリップ自転車の呼び物の一つという。
(文字/チャイナネット 写真/新華社)
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