新華網国連3月16日(孔暁涵 史霄萌)第60回国連女性の地位委員会(Commission on the Status of Women)会議が14日、ニューヨークの国連本部で開幕した。会議では持続可能な開発のための目標を実現するために、いかに女性に権利を与え、男女平等を実現させるかについて討論が行われる。
潘基文国連事務総長は式辞を述べ、女性の権益擁護の面で、世界各地の女性が体現してきた模範的なパワーが、男女平等(Gender equality)社会の全面的構築のために奮闘する人々を奮い立たせていると指摘した。潘事務総長は、女性や少女にとって、世界は不平等と不公正に満ちているが、人々が平等な未来を創造しようと志を立てる決意は揺るぎなく、たとえ女性の権利が侵害されても、女性の権益保護のための闘争は終わらせてはならないと述べた。
リュッケトフト国連総会議長は当日の会議で発言し、次のように指摘した。今回の会議は「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択された後の初の会議にあたる。持続可能な開発のためのアジェンダは、男女平等が他の持続可能な開発のための目標を実現させる前提条件であることを明確に示している。ミレニアム開発目標に比べ、持続可能な開発のための目標は、両性の平等という構造的要因を一層重視するだろう。
(新華社より)
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