北京持ち株集団有限公司の子会社で香港上場レッドチップ企業の北京控股はこのほど、ドイツ ミュンヘンで同国の廃棄物エネルギー企業のEEWエナジー フロム ウエイストの株式を100%取得し、買収が完了したことを明らかにした。これにより買収価格が14億3800万ユーロ(約1776億7400万円)に上る、中国企業のドイツにおける買収としては過去最大規模のプロジェクトがついに完了した。「京華時報」が2日に伝えた。
北控集団によると、「このたびのEEW買収は同集団がグリーン発展の理念を積極的に徹底し、環境保護産業の発展に力を入れ、海外市場を積極的に開拓する上での重要な措置であると同時に、国が提唱する『一帯一路』(1ベルト、1ロード)発展戦略にもぴたりと一致するものだ。ドイツのゴミ管理は世界の先端水準にあり、ドイツはゴミの無害化、減量化、資源化の積極的な提唱者、主要指導者でもある。EEWはドイツのゴミ焼却エネルギー発電のトップ企業であり、設備の基準、運営効率、技術水準、汚染物質排出の指標などでいずれも世界一流の水準を体現している」という。
(人民網日本語版)
関連記事:
「芝麻信用」の信用ポイント650以上なら「診療後に支払い」が可能に