海外旅行時のデータ通信需要の増加が、新たな市場チャンスを産みだしている。華為(ファーウェイ)が先週末に発表した「随行Wi-Fi Pro」には、海外ローミング(インターネット接続)機能が追加され、「随行Wi-Fi」共有レンタルプラットフォームが提携企業と共同構築された。京華時報が報じた。
華為の「随行Wi-Fi Pro」は、旧バージョンの製品と比べ、グローバル モバイルデータ ローミング機能が追加され、ネット接続による海外データ通信を可能とした。海外30カ国 地域を現時点でカバーしており、対象エリアは拡大の一途をたどっている。また、華為「Wi-Fi Pro」は、新たに4G(LTE)ネットワーク通信に対応、中国移動 中国聯通 中国電信3大通信キャリアの4Gネットワークおよび中国移動 中国聯通の3Gネットワークに全面的に対応することとなった。
海外旅行市場の活況と海外データ通信機能のグレードアップという追い風を受け、華為「Wi-Fi」のメイン提携先である普創天信は、パートナーと協力し、オールリニューアルした「随行Wi-Fi」共有レンタルプラットフォームを構築したという。同社はすでに、海南海航信息技術有限公司(海航通信)とも戦略協力協議合意書を取り交わした。海航通信は、国内外の主要観光ホテル、観光地、クルーズ船、マーケットなどの各所で、華為「随行Wi-Fi Pro」をはじめとする各種製品を顧客に提供する。
(人民網日本語版)
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