中国が提唱する国際関係理念について話が及ぶと、タブロフスキー教授は、現在の世界には地域紛争が頻発し、新しい形の利益対決が絶え間なく起こり、国と国との間の信頼感が欠けている。よって、世界には日増しに強大になる中国が発する問題を根本から解決する声が必要だとの見方を示した。
タブロフスキー教授は、中国が提起する「協商、共同建設、共同享有」の理念は、その核心がより公正且つ合理的な国際関係の構築にある。国際社会でこれらの原則を推進させるために、中国は「測量ポール」としての責任を果敢に担っているとみなしている。
タブロフスキー教授はまた、中国の提起する「一带一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」の提案こそが「共商、共同建設、共同享有」の具体的な体現であり、更には中華民族の偉大な復興の実現という中国の夢の継続と発展だとみなしている。
タブロフスキー教授は、中国のすべての提案がいずれも強制的なものではなく、また他国がそれに自発的に参与していることは、中国の提唱が「より公正で合理的な国際ガバナンスモデル」であるのを十分に表明していると強調した。
(新華社より)
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