「世界環境競争力青書」が25日に北京で発表されました。これによりますと、2014年の世界環境競争力ランキングで中国は85位で、2012年より順位が2つ上がっていることが分かりました。ランキングのトップ3は1位からノルウェー、スイス、ドイツとなっています。
この青書は、福建師範大学、環境保護省環境企画研究院、国務院発展研究センター管理世界雑誌社などが共同で著したもので、世界の133カ国が評価対象となりました。
青書によると、2014年の中国の環境競争力の得点は48.3点で、アジア平均より0.4点高い数値です。また、部門別の成績は、資源環境競争力が15.5点で84位、生態環境競争力が32.1点で128位、環境負荷競争力が66.8点で91位、環境管理競争力が63.2点で8位、環境調整協力は63.8点で95位となっています。
ランキングでは上位30カ国のうち17カ国が先進国であり、ランキング下位の国のほとんどが発展途上国です。
(中国国際放送局)
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