2016年の省レベル競争力を示す白書が25日、北京で発表されました。これは2013年から2014年までの中国大陸の31の省クラス行政区の経済総合競争力をランキングしたもので、広東省、江蘇省、北京が上位3位を占めることが分かりました。
この白書は中国社会科学院所属の社会科学文献出版社によって出版されたものです。これによりますと、2014年、全国31の省、直轄市、自治区の経済総合競争力で上位10位を占めたのは、上から順に広東省、江蘇省、北京市、上海市、浙江省、山東省、天津市、福建省、遼寧省、湖北省ということです。
白書は、「全国レベルで見ると、西部地区と東部地区の格差は以前よりも縮小し、西部地区の競争力が上昇していることが分かるが、格差自体は依然として存在する。一方で、東北地区と東部地区の格差は比較的大きな幅で拡大している」と指摘しました。
(中国国際放送局)
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