国家衛生計画出産委員会が26日に明らかにしたところでは、浙江省は輸入性ジカウィルス感染者の発見が新たに1人報告され、中国大陸では6人目の感染例となります。
新たに報告された患者は温州生まれの42歳の女性で、現在は南米のスリナムで仕事をしています。21日に親族を訪問するために一時帰国しましたが、帰国途中に全身に痒みを伴い、発疹が増えるなどの症状が出てきたものの発熱はありませんでした。26日、浙江省の専門化チームが検査した結果、輸入性ジカウィルス感染症が確定しました。現在、患者の経過は良く、体温が正常で、感染症状が目立って好転したということです。
なお、ジカウィルスの感染者はこれまでに江西省と広東省で1例ずつ、浙江省では3例が報告されています。
(中国国際放送局)
関連記事: