新華網バルセロナ2月24日(記者/張家偉、周喆)第5世代モバイル通信技術(5G)の長期ビジョンは前回の世界移動通信会議(WMC)で各大手メーカーに十分に描き出された。2016年の会議では、この目標を目指す2本の路線が段階的に浮上してきた。中国メーカーが誘導する4Gから5Gへの安定した移行期になるのか。それとも、一部の外国メーカーが差し迫って推進する5Gはできるだけ早い時期にアップグレードするのか。
5Gを実感
業界の推計では、5Gインターネット通信のピークデータレートは4Gを大幅に超越し、「無線インターフェース一方向性遅延」を1ミリ秒以下に抑えることが可能で、エネルギー効率は4Gインターネットの100倍以上に到達できる。
この高効率のモバイル通信技術は、世界に広大なインターネット社会を確立するために非常に重要になる。通信ネットワークとの相互接続の傾向は、人と人から、人と物、物と物への方向に発展し、実現すれば、接続台数はTB(テラバイト)クラスにさえ達することができる。
中興の張建国高級副総裁は新華社記者の取材を受けた際に、純粋に現行のニーズを見るならば、4G技術を改善した後にユーザーを満足させることができるが、インターネットのビジネスモデルを転換する場合は、より質の高いモバイル通信インターネットで支える必要がある。
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