新華網北京2月24日 (記者 胡浩)記者が23日に中国疾病予防管理センターで確認した情報によると、中国疾控センター、ウイルス病予防管理所の専門家チームと江西省疾控センターが協力し、中国で1例目のジカウイルス感染症例の血液サンプル中のジカウイルス・ゲノムを全面的に解析し、ウイルスの全ゲノム配列を確認することに成功した。
中国疾控センターのウイルス病所及び江西省疾病予防管理センターが協力し、1例目の輸入性病例を確診した後、患者の血清サンプルにウィルス量が極度に低いという難題を克服し、ハイスループットDNAシーケンシングの配列分析技術を採用し、患者の血清サンプルから、ウイルスの全ゲノムを確保することに成功した。ウイルス遺伝子は全長10,676Kbで、遺伝と進化のプロセスへの分析から、現在の南米で流行する馬伝染性貧血ウイルス(EIAV)と高度な同源性があることが示された。
専門家の説明によると、中国での輸入性感染ウイルスの全ゲノム配列の解析は、中国の輸入性感染症例の起源の解明、ウイルス変異、試剤の診断及びワクチンなどの方面の研究に重要な意義を持つ。
(新華社より)
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