新華網ワシントン2月24日 (記者/江宇娟)米財務省のネイサン・シーツ(Nathan Sheets)国際担当次官は22日文章を発表し、中国経済は現在、投資や製造業による駆動型から内需とサービス業主導型に転換しつつあり、このようなモデル転換は中国経済がより持久的なニーズの成長エンジンとなるのに有利であり、世界経済にとっても有利だと伝えた。
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)を前に、シーツ国際担当次官は中国雑誌『媒介』のサイトに文章を書き、中国経済のモデル転換は自身の経済バランスをとることができるだけでなく、輸出への依存の低下にも役立ち、これらは世界経済のバランスをとるのにも役立つ。また、中国経済のモデル転換は、中国経済をより持続的、健全な成長モデルに転換させることができるだけでなく、中国が世界的なニーズの成長エンジンとしての地位を固めることにもなるだろう、との見方を示した。「私たちは中国経済のモデル転換を見届けたいと思っています。なぜなら、私たちは中国の成功が最終的には私たち自身に有利であることを認識したからです」とシーツ国際担当次官は語っている。
しかしシーツ国際担当次官は同時に、中国経済のモデル転換の道は平坦ではなく、改革の推進や内需の牽引の面で多重課題に直面しているとの見方も示した。シーツ国際担当次官は、中国が市場化改革を引き続き推進すれば、中国は必要な政策ツールを備えることで内需の成長を推進し、経済のモデル転換の実現を成功させるだろうとみなしている。
(新華社より)
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