〇まだまだある!摩訶不思議な名前
中華民族には一体いくつの苗字があるのだろうか?明代の陳士元が編さんした「姓鐫」には、全部で3625種類の姓が収録されている。台湾人学者の王素存が著した「中華姓府」に収録された古今東西の漢字姓は7720種類に上る。また、大陸部で出版された「中華姓氏大辞典」には、1万1969種類のありとあらゆる姓が収められている。その中で最多を占めるのは1文字の姓だが、2文字 3文字の姓も少なくない。最も長い姓は、9文字で構成されている。
姓の字数がさまざまである以外に、摩訶不思議な姓も本当にたくさんある。たとえば、紅 緑 赤 橙 青 藍 紫など、色を示す漢字の姓は、色とりどりで鮮やかだ。東 西 南 北や上 下 左 右など、方位を示す漢字の姓もある。柴 米 油 塩 醤 酢 茶といった7種の生活必需品もすべて姓として存在する。「第一」から「第五」までの姓も後代になって誕生した。さらには、「啊」「哦」といった語気詞を苗字として持つ人もいる。
(人民網日本語版)
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