中国交通運輸部(交通運輸省)によると、昨年中国は海上捜索 救助行動を1884回行い、延べ船舶6619隻、航空機318機を派遣し、1万3727人の捜索 救助に成功した。中国新聞網が伝えた。
中国海上捜索 救助センターの卓立副センター長によると、2015年に交通運輸部は各種の海上の突発事件に適切に対処し、「海安法」改正および「海上人命捜索救助条例」制定作業を進めた。
2016年に中国の海上捜索 救助と重大な海洋原油流出対処活動は「国家重大海上原油流出緊急対応能力建設計画」「国家水上交通安全管理 監督、救助システム計画調整(2016-2020)」などの実施を重点的に推し進める。海上捜索 救出ボランティアの発展を引き続き推し進め、ボランティアの技能育成および装備面の支持を強化する。海上捜索 救出を「武装警察部隊防災 災害救助実施規則」に盛り込み、海上捜索 救出における武装警察部隊の役割を適切に発揮する。
同時に、交通運輸部は気象、海洋部門と共に異常気象への警戒 予防作業も強化し、気象、海洋情報の共有システムを構築し、警戒水準と予防能力を高める。北斗衛星通信、衛星リモートセンシング、無人機パトロールなどの技術の海上捜索 救助での応用を推進する。
(人民網日本語版)
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