中国航空輸送協会が発表した「民間航空旅客のマナー違反行為に対する記録管理規則(試行)」が1日から実行され、民間航空を利用する旅客のマナー違反行為の公的な記録が始まります。同時に、中国国際航空、東方航空、南方航空、海南航空グループ及び春秋航空の大手5社は同日、三亜市で「搭乗マナーの順守に関する共同声明」に調印し、共にマナー違反行為を働いた旅客に対する制限措置を講じると発表しました。
同声明によりますと、5社は共に「旅客マナー違反行為記録」を立ち上げるということです。記録には、航空会社の業務運営に支障をもたらした行為などによって、行政処罰や刑事処罰を受けた旅客のほか、航空・観光などの関連管理機構によって「マナー違反記録」に登録された旅客が書き入れられます。また、情報共有メカニズムを築き上げることで、航空会社側が掌握した同類事件の情報を、航空・観光などの関連管理機構と管理協会に報告します。5社は「旅客マナー違反行為記録」に登録された当事者に対し、そのデータの保存期間中、一部のサービスを制限する措置を実施します。
(中国国際放送局)
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