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最強寒波襲来 「寒すぎてスマホの電源落ちた」ネット民の悲鳴
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2016-01-26 09:04:55 | 人民網日本語版 | 編集: 吴寒冰

 

 最強クラスの寒波が襲来し、中国各地の最低気温の記録が塗り替えられそうな勢いで、重慶市内でも雪が降る可能性があるということだ。このような気温の低さでも人々は寒さを防ぐために色々と工夫できるが、スマホはそうはいかないらしい。歌手の魏晨が18日、「外を歩いていたら、スマホの電源が寒さで落ちた」と微博(ウェイボー)に投稿すると、すぐに全国各地のネットユーザーも「自分のスマホも寒さで電源が落ちた」「シャットダウンした」と次々と状況を報告し、「寒さでおかしくなってる!」とコメントした。華龍網が報じた。

 〇「今回の寒気は、寒さで電源が落ちるレベル」とネットユーザー

 20日、「寒さでスマホの電源が落ちた」という話題が、微博の「リアルタイム・ホットな話題ランキング」のトップとなり、その閲覧数は5000万を上回り、1万人近くのネットユーザーから「今回の寒気は、寒さで電源が落ちるレベル」に共感の声が上がった。

 電源が落ちるだけではない。多くのネットユーザーは「バッテリ残量があっという間に減った」とコメント。あるネットユーザーは「先週フル充電したスマホを持って外出し、ナビを使って書店を探したら、10分後にスマホの電源が切れた。再起動したらバッテリ残量がわずか1%になっていた。スマホを手の中で温めたら、残量が60%まで回復した」と投稿した。

〇公式見解「自動電源オフはスマホの自動保護機能」

「スマホの電源が落ちる」「バッテリ残量が激減する」といった現象は、本当に低温と関係があるのだろうか?中国の北方地域のスマホユーザーにとっては、このような現象は別に珍しくもないようだ。だが、今年の最強クラスの寒波の襲来で東南地域や中部地域の多くのネットユーザーまでこのような「稀にみる」現象に遭遇することになった。

アップル社のソフトウェアシステム業務に携わる楊さんは取材に対し「アップル製品は通常0℃から35℃の気温で正常に作動する。気温があまりにも低い場合、スマホが自動的にシャットダウンする可能性がある。これはスマホの自動保護機能なので、無理に使用し続けると、バッテリやスマホ部品にダメージが生じる恐れがある」と答えた。今まで楊さんの会社では中国の東北地域のユーザーからこの種のフィードバックを受けたことがあるという。楊さんはスマホを着ている服のポケットに常に入れておけば、正常に操作できる温度に保つことができるとし、もし前述のような状況になった場合、まずはスマホが正常に作動するようになるまで待ってから、アフタサービスセンターに電話し、バッテリーのチェックをした方がいいと提案している。人為的な破損でなければ、近くのアップルストアで補修してもらえるという。

〇海外の実験結果「スマホは寒さでおかしくなる」

2014年1月の米ハフィントンポスト紙にも今回と似たような記事が掲載されている。報道によると、スマホは、人間と同様、寒さに弱い。気温が氷点下になると、スマホはタッチスクリーンの異常やバッテリー残量の激減などの不具合が発生する可能性が高く、ある程度の寒さに達すると電源が切れてしまうという。

またこの記事では過去にカナダ・トロントの環球新聞が行った低温下でのiPhone の反応に関する実験も紹介しており、同じ型番のiPhone 2台を準備し、1台を気温が華氏0度近く(摂氏マイナス17度)の室外に、もう1 台を室内に置いたところ、30分後に室内に置いたiPhone の充電量は100%から99%になっただけだが、室外に置いた方は100%から86%に下がっており、室外に置いたiPhone を操作しようとしたところ、自動的に電源が落ちたという。

 

(人民網日本語版)

 

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新華網日本語

最強寒波襲来 「寒すぎてスマホの電源落ちた」ネット民の悲鳴

新華網日本語 2016-01-26 09:04:55

 

 最強クラスの寒波が襲来し、中国各地の最低気温の記録が塗り替えられそうな勢いで、重慶市内でも雪が降る可能性があるということだ。このような気温の低さでも人々は寒さを防ぐために色々と工夫できるが、スマホはそうはいかないらしい。歌手の魏晨が18日、「外を歩いていたら、スマホの電源が寒さで落ちた」と微博(ウェイボー)に投稿すると、すぐに全国各地のネットユーザーも「自分のスマホも寒さで電源が落ちた」「シャットダウンした」と次々と状況を報告し、「寒さでおかしくなってる!」とコメントした。華龍網が報じた。

 〇「今回の寒気は、寒さで電源が落ちるレベル」とネットユーザー

 20日、「寒さでスマホの電源が落ちた」という話題が、微博の「リアルタイム・ホットな話題ランキング」のトップとなり、その閲覧数は5000万を上回り、1万人近くのネットユーザーから「今回の寒気は、寒さで電源が落ちるレベル」に共感の声が上がった。

 電源が落ちるだけではない。多くのネットユーザーは「バッテリ残量があっという間に減った」とコメント。あるネットユーザーは「先週フル充電したスマホを持って外出し、ナビを使って書店を探したら、10分後にスマホの電源が切れた。再起動したらバッテリ残量がわずか1%になっていた。スマホを手の中で温めたら、残量が60%まで回復した」と投稿した。

〇公式見解「自動電源オフはスマホの自動保護機能」

「スマホの電源が落ちる」「バッテリ残量が激減する」といった現象は、本当に低温と関係があるのだろうか?中国の北方地域のスマホユーザーにとっては、このような現象は別に珍しくもないようだ。だが、今年の最強クラスの寒波の襲来で東南地域や中部地域の多くのネットユーザーまでこのような「稀にみる」現象に遭遇することになった。

アップル社のソフトウェアシステム業務に携わる楊さんは取材に対し「アップル製品は通常0℃から35℃の気温で正常に作動する。気温があまりにも低い場合、スマホが自動的にシャットダウンする可能性がある。これはスマホの自動保護機能なので、無理に使用し続けると、バッテリやスマホ部品にダメージが生じる恐れがある」と答えた。今まで楊さんの会社では中国の東北地域のユーザーからこの種のフィードバックを受けたことがあるという。楊さんはスマホを着ている服のポケットに常に入れておけば、正常に操作できる温度に保つことができるとし、もし前述のような状況になった場合、まずはスマホが正常に作動するようになるまで待ってから、アフタサービスセンターに電話し、バッテリーのチェックをした方がいいと提案している。人為的な破損でなければ、近くのアップルストアで補修してもらえるという。

〇海外の実験結果「スマホは寒さでおかしくなる」

2014年1月の米ハフィントンポスト紙にも今回と似たような記事が掲載されている。報道によると、スマホは、人間と同様、寒さに弱い。気温が氷点下になると、スマホはタッチスクリーンの異常やバッテリー残量の激減などの不具合が発生する可能性が高く、ある程度の寒さに達すると電源が切れてしまうという。

またこの記事では過去にカナダ・トロントの環球新聞が行った低温下でのiPhone の反応に関する実験も紹介しており、同じ型番のiPhone 2台を準備し、1台を気温が華氏0度近く(摂氏マイナス17度)の室外に、もう1 台を室内に置いたところ、30分後に室内に置いたiPhone の充電量は100%から99%になっただけだが、室外に置いた方は100%から86%に下がっており、室外に置いたiPhone を操作しようとしたところ、自動的に電源が落ちたという。

 

(人民網日本語版)

 

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