新華網石家庄1月25日 (記者 王昆)記者が24日に河北省財政庁から得た情報によると、アジア開発銀行(ADB)は河北省に3億ドルの政策的融資を提供し、「京津冀大気質改善——河北政策改革プロジェクト」に充てる。これはアジア開発銀行が中国に初めて提供する政策的融資になる。
アジア開発銀行の推計によると、同プロジェクトは河北省が石炭の使用量を年間約1,240万トン減少させるために支援するもので、河北省の2012年の石炭総使用量の4%に相当する。また、大気汚染物質と温暖化ガス排出量の大幅な削減に役立つ。このうち、二酸化炭素だけで、2012年比の年間排出量は1,800万トン減少する。同プロジェクトの融資期限は15年で、年利は約1%になる。
ドイツ復興金融公庫(KFW)はまた、1億5千万ユーロの共同融資を提供して今回の融資と合わせて使用し、京津冀の大気汚染防止を共同で推進する。
(新華社より)
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