日本の安倍晋三首相は現地時間22日、国会の施政方針演説で、参院選に向け「改憲の角笛」を吹き鳴らした。安倍首相は衆参両院の議員に対して、改憲の方針を支持するよう呼びかけ、「正々堂々」と国会で憲法の条文について議論していくと宣言した。海外メディアが報じた。
2012年の就任以降、安倍首相が国会で政治 経済 軍事 外交などの内容を持つ施政方針演説を行うのは、今回で4回目となった。日本メディアは22日、演説の改憲に関する内容に注目し、安倍首相の「最もはっきりした」発言だったとした。
安倍首相は演説の中で、「参院選で3分の2以上の議席を維持し、改憲を参院選の争点とし、国会で十分な改憲派を確保する。国民から負託を受けた私たち国会議員は、正々堂々と議論し逃げることなく答えを出していく」と述べた。
安倍首相は安保問題について、3月に安保関連法案を施行し、自衛隊が同法律の保障を受け海外で他国を支援できるようにすると述べた。
日本は今年、主要国首脳会議(G7サミット)の議長国だ。安倍首相はこの機を利用し、「国際的なリーダーシップ」を発揮すると述べた。安倍首相は、米国との合意事項の履行を急ぎ、沖縄の米軍基地の移設を推進すると表明した。
(チャイナネット)
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