▽第3次産業:GDPの半数超
第3次産業の付加価値額が国内総生産に占める割合は昨年、50.5%となり、前年から2.4ポイント上昇し、第2次産業を10ポイント上回った。逐年のデータを見ると、第3次産業がGDPの半数を超えたのは初めて。第2次産業のギアチェンジが加速する中、第3次産業は、経済成長を安定化させる役割を発揮し、雇用の安定にとっても大事な要素となる。またハイテク産業の付加価値額の前年比成長率は10.2%に達し、一定規模以上の工業企業(年売上高2000万元以上の企業)の成長率を4.1ポイント上回った。中国経済の構造の改善が進んでいることを示すデータとなった。