全国の都市の就業者は昨年末、4億410万人に達した。人的資源 社会保障部(省)のデータによると、中国の都市の新たな就業者数は昨年、5年連続で1200万人を上回った。都市の登録失業率は4.1%前後を保ち、5%未満というコントロール目標を達成した。雇用は国民生活にとって最大の要素であり、社会経済発展の重要な指標でもある。経済成長率が鈍化しているにもかかわらず、就業が減少せずに増加したのは、行政のスリム化や権限の委譲など改革による恩恵が広がっていることが重要な原因と見られる。また就業を吸収するルートとしてサービス業が増えていることなども、経済構造の調整と産業の転換 グレードアップという新たな変化を裏付けている。