▽CPI:1.4%の穏やかな上昇
消費者物価指数(CPI)は昨年、前年比1.4%の上昇となり、上昇幅は2014年からさらに0.6ポイント縮小し、年間3%の目標を大きく下回り、2010年以来の物価上昇幅の低迷となった。CPIの低レベルの推移は、経済の有効需要不足という問題を反映している。だが住民所得が着実に成長する中、人々の実際の購買力が高まっていることも意味している。