中国人民銀行(中央銀行)は20日、入札を通じて短期流動性オペ(SLO)を実施し、市場に1500億元を供給した。期間は6日、落札金利は2.25%。市場流動性を高める目的で、人民銀は今月15日から、レポ取引による資金供給オペ、中期流動性ファシリティ(MLF)といったツールを活用し、あわせて8700億元の資金を放出している。
人民銀研究局の馬駿チーフエコノミストは、供給する中期流動性の規模を人民銀が明確にしていることに注目。「資金供給は6000億元を上回る規模で、預金準備率の引き下げと同様の効果がある。市場見通しと金利の安定化につながる」と強調した。
(チャイナネット)
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