新華網北京1月21日 (記者/張一)2012年12月26日、安倍晋三氏は日本の首相に再選された。1度目の就任で、執政からわずか1年で辞任した当時と異なり、安倍首相の執政は今回、3年余り続いた。この3年間に、安倍首相は何度も内閣を再編成し、日本の一部の法案をさまざまな程度の修正をした。例えば、「憲法改正」を積極的に推進し、野党と民衆の反対を顧みることなく、「戦争法案」の安全保障法などを成立させた。安倍首相が執政した3年間に、日本の内政において何をしたのかを振り返る。
資料画像:2015年10月7日、日本の東京都の首相官邸で、日本の安倍首相(前列中央)と新内閣の大臣との記念撮影。安倍首相は7日、内閣を再編成した。新華社記者、馬平撮
一、内閣再編成を繰り返す
2012年12月26日、安倍首相が日本の第96代総理大臣に選出され、自民、公明両党の連立政権による第2次安倍内閣が発足した。
2014年9月3日、安倍首相は自民党上層部の人事調整と内閣再編成を行った。同年12月24日、安倍首相は第97代総理大臣に就任した。その後、自民党と公明党の連立政権による第3次安倍内閣が発足した。改造後の内閣構成と自民党の人事を見ると、安倍政権の内政と外交分野の基本的特徴は改造前と大きな変化はない。新設された「安保法制担当相」と「地方創生担当相」は、安倍政権の次の段階の施政の重点を示し、集団的自衛権行使の解禁に向けて関連法案を制定し、地方経済の活力を引き出した。
2015年10月7日、安倍首相は再び内閣を改造した。新内閣閣僚名簿によると、19人の内閣閣僚のうち、9人の主要な閣僚を留任した。新たに任命された閣僚のうち、経済産業大臣の林幹雄氏を除く9人が初入閣した。注目すべき点は、安倍首相は今回の内閣改造で、新設の1億総活躍担当相に加藤勝信氏を起用したことだ。
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