23日に開かれた中国国務院常務会議では、農村部の第1、第2、第3次産業の融合した発展を促し、レジャー農業や農村部の電子商取引など、新しい経済と新しい業態の発展に力を入れ、農業の構造調整や、質と効率の向上に取り組むことなどが明らかにされました。
第1、第2、第3次産業の融合した発展は「第6次産業」とも言われ、農業発展の一大趨勢となり、当面中国農業の産業イノベーションの新しい方向とされています。しかし、第1、第2、第3次産業の融合した発展には、新しい経営主体と利益メカニズムが必要です。これを受けて、国務院常務会議では、多元化した経営主体を拡大し、利益連動メカニズムを確立し、また家庭農場や大手企業をとおして農民を率いて多様化した適度規模の経営を発展させ、社会資本に商業化運営のできる農村サービス業を全面的に開放して、農家が産業チェーンの利益増殖などを享受できることなどの措置が打ち出されました。
(中国国際放送局)
関連記事: