【新華社北京12月11日】美形は得なことが多いのだろうか。英国と米国の研究者によるある共同研究で、男性にとって美貌は、職場での昇進にかえって不利になることが示された。ロンドン大学大学院及び米国のメリーランド大学の研究者が職場で4項目の実験を行った後、美形の男性は彼らの男性上司に潜在的な脅威とみなされ易いため、個人の実力をアピールする仕事のチャンスに恵まれ難いことが判明した。一方で、男性の上司は容貌の優れた男性を組織の中で相対的に副次的な位置に配置する傾向がある。なぜなら、彼らの能力はやはり認められているからだ。研究者はまた、美人の女性はこのような待遇を受けることはなく、上司は彼女たちの外見と仕事の能力を結びつけないことがわかった。
研究者は近く、出版する『組織行為及び人類の策定のプロセス』に掲載した文章で、次のように呼びかけている。管理者たちは古い観念から影響を受ける可能性があり、「個人の好みで人材を選ぶため、組織は最も有能な社員を採用し難くなる。」研究者たちは、大企業は人材募集活動を中立の立場にある専門機関にアウトソーシングすることが望ましいと提言している。
(新華網日本語)
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