【新華社北京12月10日】日本の警察当局は9日、靖国神社の公衆トイレで先月、爆発音が発生した事件で、建造物侵入の容疑で韓国人の男を逮捕した。
日本の共同通信社によると、全昶漢(チョンチャンハン)容疑者は27歳で、9日午前に韓国から東京の羽田空港に到着した後、警察に逮捕された。
メディアの報道によると、全○漢容疑者は11月21日に日本に到着し、23日午前に靖国神社南門近くの公衆トイレで爆発音が発生する事件を起こした後、同日に韓国に帰国していた。
監視カメラの映像で、爆発音が起こる約30分前に、濃い色の服を着て眼鏡をかけ、リュックサックを背負った1人の男が公衆トイレに入り、別のカバンを手にしている姿が確認された。この男はトイレを出るときは、カバンを手に持っていなかった。
警察当局は公衆トイレ内で電池、電線、リード線、火薬のような物質を発見した。フジテレビの報道によると、DNA鑑定を経て、爆発音のあった現場に落ちていたタバコの吸い殻と全昶漢容疑者が滞在したホテルの部屋で発見された吸い殻が同一人物のものであることが判明した。
同容疑者は先日、日本のメディアの取材を受けた際に、爆発を起こしたことを否定した。韓国連合通信社は、韓国法執行部門は全昶漢容疑者が「個人的な意向によって」日本に戻ったと説明したと報じている。
(新華網日本語)
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