【新華社ベルリン12月8日】外見で人を判断すべきではないことは周知の通りだが、実際に容貌は初対面で重要な作用を発揮している。ドイツのジェイコブス大学ブレーメンがこのほど、発表した研究結果で、きれいな顔はより信頼感のある印象を与えることがわかった。
研究員が130人に多数のボランティアの顔写真を見せた。一部のグループはある人物の修正を施していない顔写真を見て、別のグループはコンピュータで修正を加え、そばかすとにきびなどの顔の欠点を除去した顔写真を見た。測定の結果、皮膚のつややかさは、魅力と健康の特徴とみなされるだけでなく、その人物の信頼性と能力の高さもアピールできることが示された。
研究員のレイナ・サンコバ氏は次のように分析した。人々が示す反応は、直接と間接の要因がある。一方で、つややかな皮膚は人に直接的な印象を与え、荒れた肌と比べてより健康的に映る。もう一方で、すべすべした皮膚はその人が成熟し、能力があることを暗示している。対照的に、つやのない、又は病的な皮膚は、発育が未熟、又は困難を抱えていることなどを反映する。例えば、青春期のにきび、良質のスキンケア製品を購入する金銭的能力がないなどが挙げられる。
(新華網日本語)
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