日本の民法では、夫婦のどちらかが一方の姓に改めるように規定されている。日本の圧倒的多数の既婚女性は、夫の姓に改めている。日本人女性の社会的地位の向上に伴い、従来の姓を改めようとせず、男女平等を目指す人が増えている。一部の人は、安倍政権が「女性活躍社会」を推進しているが、結婚後に氏を改めることは女性にとって不便であるため、選択の自由を持たせるべきだとしている。海外メディアが7日に伝えた。
日本は1898年の明治時代に、夫婦同姓の規定を作った。この規定は現在も引き継がれており、日本の家庭の伝統とされている。
日本メディアが6日に発表した調査報告書は、日本人女性の多くがこのような規定に反対していることを浮き彫りにした。回答者の1744人のうち7割が女性の読者で、夫婦同姓の改革に注目した。1259人は、「姓のあり方を考えるとき、夫と妻のそれぞれの考え方を尊重すること」とした。彼女たちは、従来の姓を留めることには、自分の先祖を忘れず自我を留めるという意義があるとしている。
712人は、氏を改めれば仕事や人付き合いで不便になるとした。ある未婚の20代の女性は、「結婚して戸籍を入れる時に姓を改め、さらに会社に報告しなければならない。働く女性としては、従来の姓を留めた方が便利だ。また従来の姓を名乗り続ければ、離婚した場合も知らせる必要はない」と話した。
日本人男性は、夫婦同姓にそれほど反対していない。特に50歳以上の男性の場合、「これは日本の伝統であり、同姓にして初めて家庭の団結を維持できる。夫婦同姓制度が覆されれば、100年後の日本の家庭制度に大きな変化が生じるだろう」としている。
(チャイナネット)
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