【新華社北京12月1日】黄屏駐ジンバブエ中国大使は先日中国メディアの合同インタビューに応じた際、中国の習近平国家主席が12月1日から2日にかけてジンバブエを公式訪問する。習主席の今回のジンバブエ訪問は、中国とジンバブエの関係における新たな一里塚となり、両国の元首が達成した戦略的な共通認識の導きのもと、中国とジンバブエの関係の見通しは明るいだろうと指摘した。
「中国とジンバブエは互いの核心的利益や重大な関心に関わる問題において互いに理解し合い、また互いに支え合ってきたので、ジンバブエ側は中国を全天候型のパートナーとみなし、一つの中国の政策を一貫して堅持してきました。中国側は多国間の場面で、ジンバブエに対する制裁解除を西側にずっと呼びかけ続けたことを含め、ジンバブエに正義のために公正な発言をしてきました」と黄屏大使は語った。
黄屏大使は次のように語った。1980年4月18日、ジンバブエが独立した当日、中国・ジンバブエの両国はすぐに外交関係を樹立した。国交樹立以来、双方の上層部の往来は頻繁で、ムガベ大統領はかつて何度も中国を訪問し、双方の政治的相互信頼の絶え間ない深化を推進してきた。去年8月には、ムガベ大統領は中国への公式訪問を成功させ、習主席と中国とジンバブエの関係について重要な共通認識に達し、二国間関係の今後の発展に方向を明示した。習主席は今回ジンバブエを答礼訪問し、ムガベ大統領とともに、中国・ジンバブエの関係の青写真を一層計画する見通しだ。
黄屏大使は、ジンバブエ側も今回の訪問を最重要視しており、ムガベ大統領が習近平主席に最高レベルの接待を行うよう指示していると語った。
黄屏大使から見れば、中国とジンバブエ両国は経済社会の建設のプロセスにおいて相互に助け合い、その協力は実り多い成果をあげた。中国は現在ジンバブエの4番目の貿易パートナーで、且つ最大の投資由来国にあたる。ジンバブエ国内で建設されている重要なインフラプロジェクトの多くが、中国の金融機関により融資支援提供され、そして中国企業が工事を請け負ったものなのだ。
(新華網日本語)
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