新華社記者 蘭紅光 撮
【新華社パリ12月1日】中国の習近平国家主席は30日、パリで米国のオバマ大統領と会見し、中米関係の発展および共に関心を寄せる国際と地域問題について深く意見を交わした。双方は中米関係の前向きな発展を推進し、気候変動の分野での協力を強め、世界の平和と安定を共に維持し、世界経済の安定成長を推進することで一致した。 習近平主席は、今年9月、私は成功裏に米国を公式訪問し、中米関係が新たな進捗をとることを推進し、双方は経済貿易、両国軍事、人文などの分野及び重大な国際地域問題で有効な協調と協力を保っていると指摘した。
習近平主席は次のように強調した。現在、世界経済の回復が力乏しいような状態の下、各国が安定した成長を重視し、貿易の保護主義に反対し、開放かつ透明、包容力のある多国間貿易体制を維持すべきである。双方はマクロ的経済政策と国際的金融枠組み内における協調と協力を強め、二国間投資協定交渉の早期達成ように努力し、両国企業の相手国での投資に公平に競争できる環境を提供するべきだ。
台湾問題について、習近平主席は次のように述べた。台湾海峡の平和と安定を維持することは、中米の共通した利益に合致する。米国側に実際の行動で両岸関係の平和発展を支持するよう希望する。 サイバーセキュリティ問題について、習主席は次のように指摘した。双方は向かい合って歩み寄り、誠意を示し、関連する対話が積極的な成果を遂げるよう共同で推進していくべきだ。われわれも米国側を含む国際社会と共に、サイバースペースに関する国際規則の制定を推進し、平和、安全、透明なサイバースペースを構築することを願っている。
オバマ大統領は次のように表明した。当面の情勢の下で、米中両国の共通した利益が増えつつある。双方はより幅広い分野で協調・協力を保つことが非常に必要だ。米国側は中国側とともに、戦略と経済対話や、両国軍隊間の交渉などのメカにズムを通じて、二国間協力や国際安全、マクロ的経済、気候変動、及びホットな問題について緊密な意思疎通を保持することを願っている。これは米中両国及び国際社会の共通利益と一致するのだ。(翻訳・編集/王珊寧)
(新華網日本語)
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