2015年11月25日、中国北京市石景山区の検察院は、女装して結婚詐欺をしたとして20代の男を逮捕したと明らかにした。京華時報が伝えた。
2014年8月、当時27歳だった男は「現役の女性軍人」として同じ年齢の男子とネットで知り合い、交際。その後妊娠を理由に結婚を迫った。男は身分証明書を偽造し、相手を安心させるために男女を雇い両親のふりをさせた。
男は供述で、「体の関係は発生しなかったが、私の性別を疑うそぶりはなかった。軍人と偽ったため体形を不審に思われることもなく、偽の両親を合わせたことで私のことを信じ切っていた」と語った。
被害者の男性によると、役所で籍を入れようとしたが、男は身分証明書をなくしたことを理由に入籍できないままだった。仕事の関係で2人は離れて暮らしていたという。
当局によると、男は幾度となく金銭を要求し、15万元(約290万円)を不当に得てすべてを使い込んだ。出産予定日の今年9月を前に、世話をするために被害者男性の母親が8月に男のもとを訪れ、男性であることが発覚した。
(新華網日本語)
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