海信集団(ハイセンス・グループ)は25日午後に北京で、最新の高画質エンジンの開発の成果を発表した。17ヶ月間の取り組みを経て、独自に開発したSOC級高画質チップ「Hi-View Pro」を搭載したスマートテレビが、正式に量産化・発売された。光明網が伝えた。
同社の周厚健会長は、「チップはインターネットのコア技術だ。チップの開発能力がなければ、企業は携帯電話にせよテレビにせよ、ただ部品を組み合わせ同じような製品を生産するしかない。アップルやサムスンなど優れた企業は自社でチップを製造し、根本から自社の製品の定義付けを行っている」と話した。
専門家によると、ハイエンドテレビのスペックは、メインチップと1枚のTCOMチップで構成される。4K・8K技術の普及、ストリーミング動画の配信や解析の需要により、大型ディスプレイは高画質チップが必要になっている。この3種のチップが相互依存し、同時に力を発揮することで、演算能力を大幅に引き上げることができる。海信集団は中国企業として初めて「3チップ時代」に入った。また同社が独自に開発するチップのコストは、海外の同種類の製品を大幅に下回り、高い競争力を持つ。
(人民網日本語版)
推薦記事: