【新華社東京11月26日】日本・厚生労働省は25日、「ロボットスーツ」と「医療用装着型ロボット( HAL)」の日本国内での販売を正式に承認し、筋萎縮性側索硬化症(ALS)や筋肉の萎縮症などの身体疾患をもつ 患者の歩行機能の改善に用いるという。これは日本政府が装着型ロボットを初めて医療器械として承認したことになり、今後は保険の適用範囲に組み入れるかが検討される。
「ロボットスーツ」や「医療用装着型ロボット」とは人体の神経信号を読み取ることのできる装着型ロボットで、「外骨格型パワースーツ(スマートスーツ)」とも呼ばれ、築波大学教授の山海嘉之氏により1996年に研究開発されたものだ。2004年6月に山海嘉之氏はベンチャー企業を設立し、このタイプのロボットの開発、製造及び販売に取り組んでいる。
(新華網日本語)
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