(写真はネットより)
【新華社国連11月26日】国連の潘基文( パン・ギムン)事務総長は24日、現在いつ朝鮮を訪問するかは確定できないが、この訪問をできるだけ早く実現できるよう努力すると表明した。
潘事務総長は当日、韓国国連代表部で金泳三(キム・ヨンサム)韓国元大統領の弔問を終えた後メディアの質問に答える際、朝鮮訪問には日程の調整作業が必要で、また多くの敏感な問題が存在することから、現時点で具体的にいつ実現できるかは答えられないと語った。
潘事務総長は、ひとたびチャンスがあれば、自分は韓朝の平和と和解を促進し、緊迫情勢を緩和するためにあらゆる役割を発揮したいと一貫して表明していたと語った。潘事務総長は、韓朝間の関係と政治情勢は以前あまり有利な状況ではなかったが、最近では朝鮮の李洙墉(リ・スヨン)外相が2度にわたって国連を訪れたので、彼と会見し、また、この方面で国連事務総長が発揮すべき役割について話し合ったと表明している。
潘事務総長は、訪朝の件について、朝鮮側は近日中に積極的なシグナルを発している。当面双方は最良な時期の確定を調整中だが、具体的な日程はまだ決まっていない。ひとたび確定したら、メディアに知らせると語った。
潘事務総長は今年5月に朝鮮国境に位置する開城工業団地の訪問を計画したことがあったが、朝鮮が潘事務総長の招待を撤回したことから、実現しなかった。
今月15日にあるメディアが、潘事務総長がこの次の1週間にわたって国連事務総長の身分で訪朝する可能性があると報じたが、国連側はこのニュースを否定していた。
(新華網日本語)
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