【新華社モスクワ11月26日】ロシアのラブロフ外相は25日、トルコ空軍によるロシアの戦闘機撃墜は、計画的な挑発だが、ロシアはトルコと開戦しないと表明した。
ラブロフ外相はモスクワで開かれた記者会見で、「我々はこれが計画的な行為だと立証する十分な情報がある。待ち伏せ、待機、追跡を経て、口実を探したことは明らかだ。」と述べた。
ラブロフ外相はトルコが戦闘機の領空侵犯に対して、二重の基準を用いたことを批判した。ラブロフ外相は次のように指摘した。2012年6月、シリア空軍がシリア領空を侵犯したトルコの戦闘機を撃墜した。トルコのエルドアン大統領は当時、短時間の越境を武力行使の口実にすべきではないと主張した。「しかし、彼は今回、どんな飛行物体だったか定かではなかったとひたすら強調するだけだ。」
一方で、ラブロフ外相はロシアはトルコと開戦しないと表明した。ラブロフ外相は「我々はトルコと開戦しない。トルコ人に対する姿勢は変わらないが、我々はトルコの現任指導者のやり方に疑念を示す。」と述べた。
(新華網日本語)
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