中国で初めて「スマート・コネクテッドカー・モデルエリア」に指定された上海市嘉定区安亭鎮の上海国際汽車城はこのほど、初めて「自動運転車試験エリア」の全体計画を発表した。2017年には2000台の自動運転車が、ここで試験運転を実施する。人民網が伝えた。
上海国際汽車城のエリア内で、閉鎖型のスマート・コネクテッドカー試験場の一部が建設された。道路、街灯、信号機などのインフラには、Wi-Fiとセンサーが搭載された。
エリアの全体計画は3期に分かれる。第1期には自動車博覧公園、同済大学のキャンパス、建設中のF1サーキット場から南の閉鎖エリアが含まれ、面積は計5平方キロメートル。来年4月の竣工後、ここでは道路・街灯・人・車両がリアルタイムで交流するスマート生態システムが形成される。ここでは200台の車が、様々な天気・トンネル・高架橋・交差点の通行といった、86種類のシーンの試験を実施する。
計画によると、第2期では面積を27平方キロメートルに拡大し、試験車両を2000台に増やす。2019年までに、1万台の車両が開放的環境で走行できるようにし、かつ新エネ車と路上ワイヤレス充電システムを導入する。これは世界でも初の試みだ。
(人民網日本語版)
推薦記事: