【新華社北京11月5日】中国外交部の華春瑩報道官は4日、中日韓首脳会議が3年ぶりに再開催され、重要な意義を備えており、将来の3カ国の協力が邪魔を受けずに順調かつ前向きに進展してゆくよう期待していると示した。
4日の記者会見で、ある記者は次のように質問した。報道によると、米国務院の高官がこのほど次のように示した。米国側は、中日韓の指導者がソウルで会議を開いたことを歓迎し、関係強化における努力を支持し、3カ国間の堅固で建設的な関係が地域の平和と繁栄にプラスになることを信じている。それは米国と地域の利益に一致している。中国側はこれに対し、どのようにコメントするのか。
これを受け、華春瑩報道官は次のように答えた。第6回中日韓首脳会議は11月1日に韓国のソウルで開かれた。会議では、3カ国の指導者は3カ国の協力と共に関心を寄せる国際・地域の問題について突っ込んだ意見交換を行った。3カ国の指導者は3カ国の協力に対する高度重視を再度言明し、また、「歴史を直視し、未来に向かう」という精神に則り、関係問題を適切に処理し、政治や経済、財政、持続可能な発展、人文などの分野における協力を深め、共に地域経済の一体化に貢献を果たし、手を携えて東アジア経済共同体を構築し、アジアの全体的な振興および全世界の平和的発展に一層貢献していくことで一致した。
華春瑩報道官は次のように述べた。「中日韓首脳会議が三年ぶりに再開催されたことは重要な意義を備えています。」将来の3カ国の協力が邪魔を受けずに順調かつ前向きに進展してゆくよう期待している。韓国側と日本側と共に、今回の会議を新たな出発点にし、互いに向かい合って歩み、しっかりと舵を取り、中日韓協力を健全かつ安定的、持続可能な発展の道へと導くことに努力していきたい。
(新華網日本語)
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