【新華社クアラルンプール11月5日】常万全・中国国務委員兼国防部長(国防相)は4日午後、要請に応じ第3回ASEAN拡大国防相会議に出席していた日本・中谷元防衛大臣と会見した。
常万全国防部長は、日本側は関連の敏感な問題を適切に処理し、中国側と向き合って進み、4つの政治文書を基礎とした上で、両国関係の持続的改善を推進してゆくべきだと述べた。常万全国防部長は次のように強調した。南中国海問題は中日間の問題ではなく、我々は日本側に南中国海情勢を複雑化させるいかなる行動も取らないよう要求する。中国側は日本側との防衛交流の発展を重視しており、日本側が積極的な対中政策を励行し、意思疎通を通じて理解を深め、協力を通じて矛盾や危機を管理するよう望んでいる。
中谷防衛大臣は、両国の防衛部門が防衛交流の推進に共に努め、防衛部門の海・空の連絡体制をできるだけ早くスタートさせ、両国の戦略的互恵関係の発展のために良好な環境を創造できるよう望んでいると表明した。
(新華網日本語)
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