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アメリカ商業不動産サービスのCBREグループがこのほど発表した『世界生活報告:都市ガイドライン』によりますと、「世界年平均不動産価格の上昇幅が最高の都市のうち、4つがアジアにあり、中国の上海と北京は14%と12.4%の上昇幅でそれぞれ7位と8位になる。現在の平均不動産価格については、上海は36万2900ドルで、北京は36万7568ドルだ」と明らかにしました。
同時期の全国の平均不動産価格が3%下落したことに対して、北京と上海の不動産価格の上昇幅は全国の先頭を切っています。2014年末から、利下げと頭金比率の引き下げなど一連の刺激策の実施によって、人々の不動産購入意欲を高めました。
CBREグループの中国調査責任者、フランク チェン氏は「北京や上海のような一線都市にある多くの企業が事業拡大を求めるため、より多くの就職機会を作り出している。それに、引き続き一線都市への人々の憧れを持たせることも不動産価格上昇の最大要因となっている」と分析しています。
(中国国際放送局)
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