【新華社北京11月4日】フランスのオランド大統領の2日間の中国訪問が3日、終了した。習近平主席の成功裏に終わった英国訪問に続き、ドイツとフランス両国の指導者が一週間以内に前後して中国を訪問し、中国外交の「欧州シーズン」は高潮を迎えた。
オランド大統領の中国訪問:気候変動に言及し、協力と刷新を促す
2013年4月、就任から1年足らずのオランド大統領が中国を初めて公式訪問した。前回と比較すると、今回の訪問はパリで開催される国連気候変動会議の直前で、オランド大統領の重要議事日程はパリ会議と中国との「方針打ち合わせ」になった。
習近平主席は2日夜、オランド大統領との会談時に次のように表明した。中国はフランスでの国連気候変動パリ会議を断固として支持する。フランスが継続的に開催国としての協調作用をより良く発揮し、パリ会議で全面的で均衡な成果を獲得できるように推進することを希望する。両国元首はまた、『中仏元首の気候変動に関する共同声明』を共同で発表した。
今回の訪問で、双方はさらに、原子力発電、航空機などの分野の重大協力プロジェクトを着実に実行することを再び言明し、経済貿易、金融、エネルギー、環境保全、人文などの分野に関連する多項目の協力文書に調印した。