【新華社ハノイ11月4日】ホアン・ビン・クアン・ベトナム共産党中央委員、中央対外委員長は3日新華社や『人民日報』など中国の駐越メディアのインタビューに応じた際、習近平中共中央総書記、国家主席がまもなくベトナムを公式訪問することは、重要な意義を持ち、両党・両国関係における重要な一里塚になる見通しだとの見方を示した。
ホアン・ビン・クアン委員長は次のように語った。習近平総書記によるまもなくのベトナム公式訪問は、ちょうど両国の国交樹立65周年を記念する時期にあたる。今回の訪問は越中関係にとって重要な意義を持ち、両国、当地域ひいては国際世論の注目を集めている。訪問中、越中双方の最高指導者が各分野の全面な協力戦略について意思疎通を行う予定だ。
ホアン・ビン・クアン委員長はまた、次のような見方を示した。政党間の交流や国家外交及び民間外交は、ベトナムの外交の3つの基礎だといえる。政党間の交流が両国関係発展のためにその方向を明確にさせたことは、両国関係の政治的基盤であり、両国関係に生じた問題を処理するための重要なルートだろう。
ホアン・ビン・クアン委員長は次のよう説明した。中越両党は各分野や各階層での関係が日増しに深まり、実際的な効果を獲得し続けている。その1点目として、ハイレベルの交流が頻繁で、その形式が豊富且つ多様化していること。2点目は理論的な研究協力が引き続き推進されていること。3点目は2011-2015年の段階における幹部研修協力計画を双方が効果的に実施したこと。4点目は両党が豊富で実務的な民間外交活動を指導・組織し、両国の人民間の友情を増進させ、両国関係の社会的基盤を絶えず固めたこと。
ホアン・ビン・クアン委員長は最後に、「私は、両国が国交樹立65年間において獲得した成果を基礎として、双方がすでに共通認識を達成させた指導のもと、双方の共同の努力を通じて、習近平中共中央総書記、国家主席によるまもなくのベトナム公式訪問が円満な成功を獲得し、また越中両党と両国関係の健全・安定的な維持を促進し、各国の安定と発展を促進するものと信じています。」と語った。
（新華網日本語）
当社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
関連記事：
