「自己表現」が強調される現代において、「セルフィー」を投稿できるSNSも「自己表現」の場となっている。では、人目を引くきれいなセルフィーを撮るコツはあるのだろうか?その答えを、ビッグデータに出してもらおう。米スタンフォード大学に在籍している博士課程の学生Andrej Karpathyさんはこのほど、1億4千万個のパラメータを持つ最先端の人工知能である畳み込みニューラルネットワークを利用して、ネット上のセルフィー200万枚を分析し、人気のセルフィーは女性が多く、顔が写真に占める割合は3分の1がベストで、おでこから上が切れていても良く、白黒かセピアの効果のかかっているのが良いことが分かった。広州日報が報じた。
200万枚のセルフィー分析
Karpathyさんは、畳み込みニューラルネットワークを利用して、ネット上の200万枚のセルフィーを分析し、「イケてるセルフィー」と「イケてないセルフィー」を判別。各セルフィーを数十回「観察・分析」した後、同プログラムは「イケてるセルフィー」を選出し、「イケてるセルフィー」の基準を導き出した。
ビッグデータが導き出した「イケてるセルフィー」の特徴
1.女性:女性のセルフィーの注目度は、男性を上回り、トップ100のセルフィーには女性しかいなかった。
2. 顔が写真の3分の1を占める:プログラムが選出した「イケてるセルフィー」は、どれも顔の位置や姿勢が似通っていた。具体的には、顔が写真の3分の1を占め、真ん中より上部にあった。
3.おでこが切れている:理由は分からないが、特に女性のおでこが切れたセルフィーが人気だった。
4.ロングヘアー:髪の毛が肩にかかっているのがベストだ。
5. 顔の彩度は強め:彩度が強めで、顔がふんわりと明るいのがベストだ。
6. 白黒のようなフェイドアウト効果:「イケてるセルフィー」の多くが白黒のようなフェイドアウト効果を使うことで、ソフトな仕上がりになっていた。
7. 縦/横の縁が入っていること:セルフィーを投稿する時は、縦/横の縁が入っていたほうがいい。
(人民網日本語版)
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