2015年10月20日、北京で最近開催された「首都国際がんフォーラム(The Capital International Cancer Conference)」で、中国抗癌協会の王瑛(ワン・イン)事務局長は、「2012年のガン関連の報告によると、中国では毎年、新たながん患者337万人が確認され、約211万人ががんが原因で亡くなっている。がんは中国最多の死因で、その死者の数が世界でがんが原因で亡くなる人の数の4分の1を占めている。男性で最も多いのは肺がんで、女性は乳がんだ」と明らかにした。新聞晨報が伝えた。
王事務局長によると、近年、発症の多いガンの種類にも変化が生じており、発展途上国に多い、飲食や生活条件が悪いことが原因で発症しがちな胃がんや食道がんが依然として多いほか、先進国に多い、高脂肪、高タンパクな飲食や運動不足が原因で発症しがちな乳がんや肺がんも増加している。中国は経済発展が急速で、西洋の生活スタイルが流行したことがその原因で、西洋諸国で多いがんが中国でも増加し始めた。
(人民網日本語版)
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