国家郵政局はこのほど、間もなく訪れる宅配業務のピーク期に備え、すでにサービス保障に向けた業務に取り組んでいることを明らかにした。同局の劉君副局長は、全国の配送ネットワークを麻痺させず、重要な宅配営業所で倉庫をパンクさせず、スムーズで安全な配達を目標とし、ピーク期の安定した運行を保障するよう要求した。人民日報が伝えた。
同局は、ECサイト各社が大規模な割引セールを行う「ダブル11(11月11日)」と「ダブル12(12月12日)」、クリスマス、2016年の元旦、春節前などの計94日間が、宅配業務のピーク期となると予測している。うち、最大のピークと予想されるのがダブル11で、1日あたりの宅配便取扱件数は最高で1億4千万件を突破すると見られ、業界全体の荷物取扱件数は、前年同期比を40%以上上回ると予想される。ピーク期、特に11月11日の前後には、▽地域内の配達業務が大幅に増加▽県域内の配達業務が大幅に増加▽国際配達業務が大幅に増加▽社会からの注目が高まる▽安全確保の重圧が高まる という、5つの特徴が見られる。
(人民網日本語版)
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