オランダのマーケティングリサーチ会社 Newzooはこのほど、『グローバルゲームマーケットレポート』を発表した。レポートによると、2015年、中国はゲーム産業の売上高が222億ドルに達し、米国の予想額219億ドルを超えて世界最大のゲーム市場になる見通し。また、中国はモバイル市場の急成長により、向こう3年で米国とさらに差をつけると見られる。
モバイルゲームは中国のゲーム市場の成長を促す原動力だが、売上高を見るとPCゲームが依然として中国市場を主導している。PCゲームの2015年の売上高はゲーム総売上高の68%を占める152億ドルに達し、モバイルゲームがPCゲームを超えるのは2018年になる見通し。そのほか、Newzooは、プレイステーション4やXbox Oneの中国での発売も売上高急増につながったと見ている。
中米に続いたのはゲーム大国の日本で、市場価値は123億ドルになる予想。4位以下は順に韓国、ドイツ、イギリス、フランス、カナダ、スペイン、イタリア。またレポートは、トップ20入りした国の2015年のゲーム市場総売上高は830億ドルに達し、世界の総売上高の90%を超えると予想。さらに、インドにも注目すべきで、巨大な人口とモバイルゲームの急成長により、インドは向こう数年、世界で成長がもっとも速いゲーム市場の1つになるとした。
(チャイナネット)
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