英エクセター大学の研究者は16年間に渡り5000人以上の追跡調査を行い、彼らの日常的な着席・歩行などの身体活動の時間や、職場や家庭内など異なるシーンでの着席の習慣を記録した。その結果、長く座ることで死のリスクが高まることはないことが分かり、これまでの健康を損ねるという観点を覆した。この研究結果は、学術誌「International Journal of Epidemiology」に掲載された。
研究者は、死のリスクに影響を及ぼす真の要素は運動不足であり、長時間座ることではないと説明した。座っていても立っていても、長時間動かなければエネルギー消費量が低くなり、健康を損ねる可能性があるという。
(人民網日本語版)
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