2015年第2回日本大学生代表団の中国訪問歓迎晩餐会が16日、北京で開催されました。中国人民対外友好協会の宋敬武副会長を始め、国際関係学院の孫志明副院長、日本大学生代表団の小野寺喜一郎団長や、中国国際関係学院と日本各大学の学生148人などが歓迎会に参加しました。
宋敬武副会長
席上、中国側代表の宋副会長が挨拶に立ち、中国と日本の若者たちが心を開いて交流し、お互いに対する理解を深めるよう激励し、「日本の大学生が今回の訪問を通して、ありのままの中国をあますことなく認識してもらいたい。また、今回の体験をご友人やご家族の皆さんに伝え、平和と友好の信念を代々受け継いでいって頂きたい」と述べました。
小野寺喜一郎団長
日本側の小野寺団長はこれに対し、「この世代は戦争を知らない世代と呼ばれているが、我々はこれまでの歴史を引継ぎ、未来を担う一員であり、新たな日中関係を築き上げる責任を持っている。今回の訪中団を『絆訪中団』と名づけ、中国と日本という運命共同体の絆を太くしていきたい」という決意を表しました。
一方、孫副院長は、国際関係学院が美しい環境にあり、これまでに中国と日本の外交および交流に多く貢献してきたことを紹介しました。また、駐中国日本国大使館の横井理夫参事官も、「両国の関係は良好な方向に発展している」と述べました。
晩餐会では、両国大学生によるパフォーマンスも披露されました。
今回の訪中イベントは日中友好協会が主催したもので、22の都道府県、50の大学から98人の日本人大学生が選ばれ、初めて訪れる中国で7日間の旅をするものです。北京以外にも西安と上海を訪れ、現地の大学生と交流し、中国を旅するということです。(記事 写真 張怡康)
(中国国際放送局)
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