2015年9月18日、韓国・亜洲経済(中国語電子版)によると、韓国・ソウルは、物価が世界主要71都市のうち11番目と上位圏にある一方で、賃金水準は35位と中間水準であることが調査から分かった。
スイス金融グループUBSが17日発表した15年版の「購買力の国際比較」によると、米ニューヨークの物価を100とした時のソウルの物価は79.2となり、世界の主要都市で上位圏に入った。
スイスのチューリヒが最も高く、同ジュネーブ、米ニューヨークと続いた。ソウルより物価が高かったのはほかに、ノルウェーのオスロ、デンマークのコペンハーゲン、英ロンドン、米シカゴ、東京、ニュージーランドのオークランド、豪シドニー。フィンランドのヘルシンキや仏パリ、独ミュンヘン、オーストリアのウィーンなど欧州の主要都市は、ソウルより物価が低かった。
税金等が差し引かれる前の賃金水準で見ると、ソウルは45.9で、中間水準だった。チューリヒ、ジュネーブ、ニューヨーク、シドニー、オスロ、東京、ミュンヘン、パリなどの主要都市はソウルより高かった。
米アップル社のスマートフォンiPhone 6(16GB)を1台購入するのに必要な労働時間は、ソウルが57.2時間で、7日以上働かなければ入手できない計算だ。チューリヒは20.6時間、ニューヨークは24時間、東京は40.5時間だった。
(新華網日本語)
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