(写真はネットより)
【新華社北京8月3日】日本の警察は1日、前仮想通貨ビットコインの最大の取引プラットフォームであるマウント・ゴックスの最高経営責任者(CEO)、マルク・カルプレス容疑者を一連の商業詐欺に関わったとして逮捕した。
東京警視庁の見解によれば、カルプレス容疑者は2013年2月に「不正に」マウント・ゴックスのコンピュータシステムに入り込み、データ操作によって自身の口座に100万米ドルを水増しさせたとの容疑がもたれている。
一旦有罪になると、この現在30歳のフランス人は多くとも5年以上の懲役または最高50万円(4000ドル)の罰金に直面する見通しだという。
一部の日本メディアの報道によると、警察側はカルプレス容疑者が同様の手口で自分のビットコインの口座に残高を水増しし、また彼が先ごろ世を騒がせたビットコインの紛失事件に関わり合っていたかどうかも調査する可能性がある。警察側はカルプレス容疑者が何度も使用者の銀行口座のビットコインを自身の名義の口座に入金し、投機取引して利益を得ていたものと疑っている。警察側は、当社のパソコンのサーバーに入り込むことができるのはカルプレス容疑者だけだとみなしている。
マウント・ゴックスは2014年2月28日に、取引口座内の約75万ビットコインおよび自身の口座内の約10万ビットコインを含む取引プラットフォームの85万ビットコインが全て盗まれたことにより、当企業がすでに日本・東京地裁に破産保護の申請を行ったと発表している。当時の為替レートに基づくと、損失額は約4億6700万ドルに上るという。
(新華網日本語)
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