■中国の漫画「自分の特色を活かした道を歩んでいる」
漫画家・熊亮氏の作品「京劇猫の長坂坡」は最近中国漫画作品大賞および最優秀漫画イメージ賞をW受賞した。熊亮氏の絵本最新作「梅雨怪」や「金剛師」は絵柄から物語まで中国的情緒に溢れている。熊亮氏は、「日本の漫画や中国の漫画をどのように見ているか?」という質問に対し、「中国の絵本は日本や韓国のものとはまったく別物であり、自分の特色を活かした道を歩んでいると考えている」と答えた。
中国の漫画は多くの芸術をまとめたマルチメディアであり、伝統的な絵画アートとは異なるが、中国の伝統文学や戯曲に深く影響を受けている。中国の漫画は中国の歴代の文学の中で掘り起こした素材をモチーフにすることや、格言、寓話、ことわざの物語、戯曲内の人物のキャラクターなどを引用して、大衆的で分かりやすい「共鳴」を創ることに長けている。
熊亮氏はかつて「私は伝統や文化・風習を重視している。文化的記憶は我々の子供時代の共通の記憶であるため、都市部の歴史と同様に個人の運命と切っても切れない密接な関係があるからだ」と語っている。
(人民網日本語版)
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