2015年6月22日、騰訊体育は、国際スケート連盟(ISU)のルール変更が、浅田真央に不利に働くと伝えた。
日本スケート連盟は19日に理事会を開き、特別強化選手のリストを発表。先日、復帰を宣言したばかりの浅田真央も名を連ねた。しかし、ISUが新シーズンに向けて修正したルールは、浅田に不利だとの指摘が出ている。浅田の代名詞でもあるトリプルアクセル(3回転半)が回転不足と判断された場合、基礎点が6.0点から5.9点に下がることになった。日本スケート連盟の小林芳子強化部長も「特に浅田選手に不利になる」と話したという。
今シーズン、女子シングルで優勝したロシアのタクタミシュワは、現役の女子選手では浅田を除いて初めてトリプルアクセルを完成させた。全日本選手権で3位となった樋口新葉もトリプルアクセルへの挑戦を表明している。
専門家は、トリプルアクセルが男子の4回転のように世界の新たなブームになりつつある中でこのような改正が行われることは、積極的にチャレンジする選手に冷や水を浴びせることになるとしている。
(新華網日本語)
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